農医連携教育研究センターからのお知らせ

「福島原子力発電所事故が動物に与えた影響に関する調査研究」を取りまとめました。

2014/05/30

この度、東京電力福島第一原子力発電所の事故後に設定された警戒区域内の動物が受けた影響について調査し、報告書としてまとめましたので、お知らせいたします。

 

Study on the Impact of the Fukushima Nuclear Accident on Animal

福島原子力発電所事故が動物に与えた影響に関する調査研究(日本語・翻訳版)

 

チェルノブイリ原発事故においては、このような研究報告、特に伴侶動物に関する公式情報は全くありません。そのため、私たちは福島の事故直後にこのような原子力災害時の動物への影響を調査し記録するべきであると考えました。ちょうど、その時、世界最大規模の動物愛護活動を行う"Humain Society International"(HSI)が、このような調査を日本の研究者に委託することを計画し、日本の動物愛護団体である"動物との共生を考える連絡会"が国内の大学や研究者にあたり、最終的に北里大学が委託を受けて調査研究を開始しました。

研究代表者は北里大学獣医学部教授(当時)の伊藤伸彦です。伊藤はその後に北里大学副学長・農医連携教育研究担当となり、東日本大震災の復興支援研究の一環と位置づけして関わりました。

調査は委託前の2011年3月11日の事故直後から開始されており、その後約1年半にわたり、北里大学獣医学部のメンバーを中心として結成された研究チームが調査結果をまとめました。

報告書は、全世界の方々に読んでもらえるよう、英文で作成しHSIに提出しましたが、北里大学農医連携教育研究センターの成果としてウェブサイトに掲載する許可をHSIから得ました。

また、農医連携教育研究センターのウェブサイトには、国内の方々にも読んでいただけるよう、英語版の他に、日本語翻訳版も掲載いたしました。

 

この報告書の完成と同時に、「東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジウム」が、2013年8月24日(土)~25日(日)に東京国際フォーラムで開催され、初日の1日をすべて使って北里大学研究チームが発表を行いました。

 

関連URL

東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジウム

http://www.dokyoren.com/%E4%B8%BB%E5%82%AC%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/8%E6%9C%8824%E6%97%A5-25%E6%97%A5/

 

Humain Society International

http://www.hsi.org/